転職先の業界、職種の選び方と未経験へのおすすめ2選

今回は、「転職先の業界、職種の選び方と未経験へのおすすめ2選」について解説いたします。

この記事は6分で読めます。

転職したいけど、どの業界や職種を選んだらいいかわからない
業界や職種によって待遇に差があるのか知りたい

この記事では、業界、職種の選び方を紹介いたします。

記事を読むメリット

業界、職種選びのポイントがわかる

結論、第一優先は「転職の軸」とし、業界や職種選びは、応募時のフィルターとしてお使いください。

記事の内容

・応募の第一優先は「転職の軸」
・業界と職種の選び方

実際の経験に基づいてお伝えいたします。

応募の第一優先は「転職の軸」

履歴書と職務経歴書を作成し、応募の準備が整ったら求人に応募しましょう。

応募の際、業界と職種選びも大事ですが、何よりも大事なのは「転職の軸」です。

「転職の軸」は、転職活動を始める前に決めておきたい最重要事項として、以下で解説しております。

転職の軸作り方

まずは今回の転職によってかなえたい優先事項は何か?という、自分のなかの軸に沿って求人を選んでいきましょう。
そのほうが、入社後のミスマッチを防ぎやすいです。

業界や職種選びは、転職の軸に沿ったうえで、応募する際のフィルターとしてお使いください。

基本的には、自分が気になる求人を見つけた、または転職エージェントから気になる求人を紹介してもらったら、とりあえず応募でOKです。
書類選考はすべて通過するわけではありませんので、どんどん応募していきましょう。

業界と職種の選び方

先ほど、まずは転職の軸に沿って求人に応募しようとお伝えいたしました。

とはいうものの、気になる求人が業界や職種的に応募して大丈夫か気になりますよね。
ここでは、業界と職種選びのポイントを紹介いたします。

業界選びのポイント

結論、業界選びのポイントは業界の利益構造に着目しましょう。

実は、私たちの年収や待遇の良し悪しは、ほとんどが業界選びで決まってしまいます。
残酷な話、利益率の低い業界でいくら頑張っても、その努力は年収や待遇として評価されにくいのです。

利益構造に着目した業界選びのポイントは、以下の通りです。

ホワイトになりやすい業界

・成長市場
・参入障壁が高い
・知識集約型
・BtoB
・外部要因を受けにくい(AIやコロナなど)

例:商社、コンサル、通信、広告、インフラなど

ブラックになりやすい業界

・飽和市場
・参入障壁が低い
・労働集約型
・BtoC
・外部要因を受けやすい(AIやコロナなど)

例:外食、小売、ホテル、介護、保育など

ただし、上記のポイントが、あなたにとって必ずしも正解とは限りません。
転職の軸に沿って、あなたのかなえたい条件の仕事に就くことが一番です。

しかし、転職を考えるにあたり、年収や労働時間といった不満を解消したい思いもあるでしょう。

気になる求人が見つかったら、「業界的に儲かっているか?」あるいは「業界的に儲かる見込みはありそうか?」、という利益構造の視点も踏まえて応募いたしましょう。

おすすめ①「軸ずらし転職」

転職によって、今いる業界と職種を変えずに、会社だけ変える転職はあまりおすすめしません。
理由は、待遇が変化しづらいからです。


会社だけ変えても、業界の利益構造は基本的に同じです。
人間関係や取り扱う商品、サービスは変わりますが、年収や労働環境に大きな違いは生まれません。

そこでおすすめの方法が「軸ずらし転職」です。

これは、「転職アンテナ」の運営者であるmoto(戸塚俊介)さんが、著書『転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方』のなかで紹介している方法です。

つまり、業界か職種のどちらかの軸を残したまま、どちらかを変えて転職するのです。

例えば、
業界を変えずに、職種を「待遇の良い職種」や「やりたい職種」に変える
職種を変えずに、業界を「儲かっている業界」や「行きたい業界」に変える
など

「軸ずらし転職」により、これまでの経験を活かしつつ、よりよい条件へのステップアップが可能になります。

転職では、思い切って業界か職種のどちらか変えてみることをおすすめします。

おすすめ②「無形商材×法人営業」

今いる業界も職種も変えて、未経験の仕事にチャレンジしたいと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
でも、行きたい業界や職種もなく、これといったスキルや経験もない。

そんな場合におすすめの転職は「無形商材×法人営業」です。

これは、「すべらない転職」の運営者である末永雄大さんが、著書『キャリアロジック』のなかで紹介している方法です。

つまり、無形商材(形のない商品やサービスを扱う)業界の法人営業(toB営業)職種へ転職するのです。

無形商材×法人営業がおすすな理由は、以下の通りです。

無形商材×法人営業がおすすな理由

・有形商材よりも営業の難易度が高く、転職市場の価値が高い
・無形商材を扱うことでビジネススキルが高まり、自分の市場価値が上がる
・法人営業の方が客単価が高く、生産効率が高い

形のない商材やサービスを販売することは、営業担当者個人のスキルが求められます。
ビジネススキルを鍛えることで、自身の市場価値が上がり、結果として次のキャリアアップに繋がりやすくなるのです。

仕事における将来的なビジョンが明確でない場合は、まず「無形商材×法人営業」で自分の価値を高めておくことをおすすめします。

まとめ

今回は、業界、職種の選び方を解説いたしました。

紹介した記事の内容

・応募の第一優先は「転職の軸」
・業界と職種の選び方(業界選びのポイント、軸ずらし転職、無形商材×法人営業)

業界、職種の選び方の武器を手に入れた!

次回は、「志望動機、志望理由」の武器を手に入れましょう。

志望動機・志望理由の作り方

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