転職の面接で聞かれることは?質問内容、流れと対策ポイント

今回は、「転職の面接で聞かれることは?質問内容、流れと対策ポイント」について解説いたします。

この記事は8分で読めます。

面接で聞かれることを知りたい
面接を突破して内定をゲットしたい

この記事では、面接対策について紹介いたします。

記事を読むメリット

面接の質問内容と流れ、対策ポイントがわかる

結論、面接はテクニックです。
質問内容と流れを把握し、対策すれば攻略できます。

記事の内容

・面接の流れ
・面接対策のポイント

実際の経験に基づいてお伝えいたします。

面接の質問内容と流れ

書類選考が通過すると、面接があります。
企業によって選考の流れに多少の違いはありますが、転職の面接は1〜3回程度実施する場合がほとんどです。

そして、面接は聞かれる質問内容と流れがほとんど決まっています。

理由は、採用側も数多くの応募者と面接するため、一人ひとりに対してバリエーションをもたせられないからです。
つまり、その流れさえ知っていれば、面接はある程度攻略可能なのです。

面接の流れは、おもに以下の通りです。

面接の流れ
  1. 自己紹介
  2. 職務経歴
  3. 転職理由
  4. 志望理由
  5. 逆質問

自己紹介

入室後、まずは自己紹介です。
1分くらいで簡潔に話せるようにまとめておきましょう。

ポイント

・名前を伝える(〇〇と申します。)
・面接へのお礼を伝える(本日は面接の機会をいただきありがとうございます。)
・職務概要を伝える(△△に入社し、□□の部署で××という業務を担当しております。××に携わるなかで、●●を経験してきました。)
・意気込みを伝える(本日はよろしくお願いいたします。)

職務経歴

続いて、職務経歴です。
現在の会社やこれまでの会社において、どんな仕事をしてきたのか?を聞かれます。

ポイント

・面接官は履歴書や職務経歴書を見ながら話を進める場合がほとんど
・職務経歴書をもとに、これまでどんな仕事をしてきたのか話せるようにする
・現在の業務や過去の業務で成果が出たエピソードを話せるようにする
・経験を踏まえて得たスキルや強みを話せるようにする

転職理由

続いて、転職理由です。
職務経歴を確認したうえで、なぜ転職しようと思ったのか?を聞かれます。

ポイント

・自分の転職の軸を明確にしておく
・なぜ転職しようと思ったのか、なぜ今の会社を辞めようと思ったのかを話せるようにする
・前職や現職の悪口は言わない
・ネガティブな理由でもポジティブに変換して話せるようにする

志望理由

続いて、志望理由(志望動機)です。
転職理由を確認し、そんな中で、なぜうちの会社に応募したのか?を聞かれます。

ポイント

・転職の軸と転職理由に一貫性を保つ
・その会社でなければならない理由、魅力を話せるようにする
・自分の経験やスキルが、その会社のニーズとマッチしていることを示せるようにする
・長く働いて貢献してくれることをイメージさせられるようにする

志望理由の組み立て方の例
  1. 私は〇〇をしたいと思っている(転職の軸)
  2. しかし、現職ではそれがかなえられない(転職理由)
  3. だから転職活動している
  4. 御社は△△が魅力(志望動機)
  5. 御社であれば〇〇がかなえられる(志望理由)
  6. これまでの××という経験は募集職種に活かせる(マッチング)
  7. だから応募した

逆質問

最後は、逆質問です。
最後に何か質問はありますか?と聞かれます。

ポイント

・特にないとしても2〜3個絞り出して用意する(無いと入社意欲が低いと思われるため)
・調べればすぐわかるような内容は聞かない(会社への関心がないと思われるため)
・仕事内容についての質問がベター(入社後に必要な資格、入社前に勉強しておくこと、入社後の働き方など)
・面接中に気になったことを聞けると好印象(先ほど〇〇プロジェクトの話をしておりましたが、興味があるので具体的な業務内容をお聞かせ願えますか?など)

面接対策のポイント

面接の質問内容と流れがわかったところで、ここからは対策のポイントをお伝えいたします。

面接は好感度で決まる

冒頭、面接はテクニックであると述べました。
表面上のテクニックでは面接官に見透かされるのでは?と不安に思うかもしれませんが、大丈夫です。

なぜなら、面接官は面接のプロではないからです。

もちろん、適正があって人事を担当しているとは思いますが、それでも面接のプロではありません。
言葉は悪いですが、10〜20分程度のわずかな時間で、あなたの人柄や能力といった本質を見抜けるほど、面接官は優秀ではありません。

では、面接官はいったい私たちのどこで合否を判断しているのでしょうか?

それは、好感度です。

面接官は、一緒に働けそうな人かどうか、その人の印象によって決めているのです。
メンタリストDaiGoさんは、著書『面接官の心を操れ! 無敵の就職心理戦略』のなかで、面接官は「第一印象」だけで判断していると結論づけております。

つまり、前述の流れは、言葉に詰まって悪い印象を与えないようにする手段に過ぎません。
あとは、いかに好感度を与えられるかが勝負になっていきます。

以下のポイントをおさえ、面接官の心をつかみましょう。

好感度を与えるポイント

・姿勢を良くする(入室〜退室まで)
・アイコンタクトをとる(話すとき、聞くときともに)
・話し方を意識する(テンポよく、聞き取りやすい大きさで、ハキハキと)

模擬面接をしよう

面接の流れを頭に入れ、シミュレーションしたとしても、頭の中だけではうまくいきません。
実際の面接では、緊張により言葉が出てこなくなります。

そこで対策として「一人模擬面接」をしましょう。

実際に声に出して、面接の流れに沿って質問内容がスムーズに答えられるようになるまで練習します。
好感度を与えるポイントを意識し、鏡の前で自分の表情を確認しながら行いましょう。

また、転職エージェントを利用していれば、エージェント担当者に模擬面接をお願いできます。
「一人模擬面接」ではできない、会話のキャッチボール(聞かれたことに対して答える)を意識していきましょう。

あまり大声ではいえませんが、本命の企業の前に、別の企業で練習するのも手です。
面接に慣れるためには、場数が必要です。
転職の面接を受けるのが本当にはじめての方は、一度練習しておくことをおすすめします。
(※面接の機会と時間を提供してくださる企業の方への感謝は忘れず、失礼のないように臨みましょう。)

まとめ

今回は、面接対策について解説いたしました。

紹介した記事の内容

・面接の流れ
・面接対策のポイント

面接対策の武器を手に入れた!

次回は、「内定後」の武器を手に入れましょう。

内定後の手続き

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