転職内定後の流れと退職手続きのポイント

今回は、「転職内定後の流れと退職手続きのポイント」について解説いたします。

この記事は8分で読めます。

内定をもらったあとの流れが知りたい
退職する際のポイントを教えてほしい

この記事では、内定後の流れと退職手続きのポイントについて紹介いたします。

記事を読むメリット

内定後の流れと退職手続きのポイントがわかる

結論、入社条件が転職の軸」に沿っているかを改めて確認し、手続きを進めましょう。

記事の内容

・内定後の流れ
・退職手続きのポイント

実際の経験に基づいてお伝えいたします。

内定後の流れ

内定おめでとうございます。
早く今の会社を辞めて不満を解消したい気持ちはわかりますが、焦りは禁物です。

まずは、今回の入社が改めて自分の「転職の軸」に沿ったものなのかを確認いたしましょう。
内定=入社ではありません。

転職の軸とかけ離れてしまっては、転職の意味がありません。
これから紹介する流れとともに、ポイントを確認したうえで、意志を固めていきましょう。

内定後の流れは、以下の通りです。

内定後の流れ

・内定通知
・労働条件確認
・内定承諾or辞退
・退職日相談
・入社日相談
・雇用契約締結
・退職手続き

内定通知

選考を通過すると、内定の連絡があります。
(転職サイト利用の場合は、企業から直接。転職エージェント利用の場合は、エージェント担当者経由。)
この段階では、入社の返答は即せずに、まずは「内定ありがとうございます。」といった内定通知に対するお礼を述べるにとどめましょう。

労働条件確認

企業もしくはエージェント担当者経由で、「内定通知書」「雇用契約書」「労働条件通知書」などの名称で、入社の条件が記載された書類をいただきます。

ここが、「転職の軸」に沿ったものなのかを確認する最重要ポイントとなります。
提示された条件が、転職の軸をかなえられるものになっているか見ていきましょう。

労働条件は、さまざまな項目が明記されていますが、少なくとも次の項目は確認しましょう。

労働条件の確認項目

・労働契約期間(入社日や期間の定めの有無)
・勤務場所(働くオフィスの場所)
・業務内容(募集職種に沿った内容か)
・労働時間(始業及び終業の時刻、残業の規定)
・賃金(給与体系や退職手当)
・休暇(休日や休暇の規定)

内定承諾or辞退

労働条件を確認し、内定承諾もしくは辞退の返事をいたしましょう。
(転職サイト利用の場合は、企業に直接。転職エージェント利用の場合は、エージェント担当者経由。)

企業側は、基本欠員補充で募集しておりますので、できる限り早く入社してほしいところです。
しかし、転職の軸とのすり合わせはもちろん、複数内定をもらっている場合や、別で選考が進んでいる場合もありますので、焦らず慎重にいきましょう。

返答の期日があれば期日までに、期日がなければ1週間以内に返事をするのが目安です。

退職日相談

今の会社に退職の意向を伝え、退職日の相談をいたします。
退職の意向を伝えるのは、内定承諾の前でもよいでしょう。

※退職のポイントは後半で紹介いたします。
(目次「2.退職手続きのポイント」参照)

入社日相談

面接時に入社時期の話をすることが多いため、内定通知の際に入社日の明示があるケースがほとんどです。
提示通りで大丈夫なら問題ありませんが、退職の意向を伝えた感じや、引継ぎの状況などで調整が必要な場合は、企業に相談いたしましょう。
(転職サイト利用の場合は、企業に直接。転職エージェント利用の場合は、エージェント担当者経由。)

雇用契約締結

雇用契約を結ぶタイミングは、入社前や入社時など企業によって異なるので、指示に従いましょう。
また、入社に向けて必要な書類の用意や提出が求められますので、準備を進めていきましょう。

退職手続き

入社日に向けて、今の会社で退職の手続きを進めていきます。
人事より退職に必要な書類の記入や提出が求められますので、指示に従いましょう。

※退職のポイントは後半で紹介いたします。
(目次「2.退職手続きのポイント」参照)

退職手続きのポイント

内定を承諾し、入社の意志が固まったら今の会社へ退職を伝えます。
しかし、退職を伝えるという行為は、かなり勇気の入ることです。

ここでは、円満に退職するためのポイントを紹介いたします。

伝えるタイミング

退職を伝えるタイミングは、退職日の1〜2か月前が一般的です。

社内の調整や引継ぎ、有給消化を考慮すると、2か月前が安心でしょう。
法律的には、退職日の2週間前でも問題ありませんが、円満退職にはのぞましくありません。
引継ぎや退職の手続きも踏まえ、最低でも1か月前には伝えておきたいところです。
また、企業によって退職に関する規定はバラバラですので、就業規則は事前に確認しておきましょう。

伝える相手

まずは、直属の上司に伝えましょう。

上司嫌いが退職理由の場合もあるかもしれませんが、上司よりも先に人事や幹部に話が通ってしまうと何かと厄介です。
特別な事情がない限りは、直属の上司に対面で退職を伝えましょう。

引き止めにあった場合

退職の意向を伝えると、ありがたいことに「引き止め」にあいます。
不満があって退職するものの、いざ引き止めにあうと、多少なりとも情がわくものです。

引き止めにあった場合の対処法は、以下の通りです。

引き止めにあった場合の対処法

・はじめから引き止めにあうことを想定しておく
・内定承諾後に事後報告で退職を伝え、後戻りができないようにする
・退職理由を現状への不満ではなく、次の目標があるなどポジティブなものに変換する

大前提ですが、会社はあなたの人生を保証してくれませんし、あなたがいなくても会社は回ります。
情がわいたら、このことを思い出し、強い意志をもって振り切りましょう。

まとめ

今回は、内定後の流れと退職手続きのポイントについて解説いたしました。

紹介した記事の内容

・内定後の流れ
・退職手続きのポイント

内定後の手続きの武器を手に入れた!

これで転職に必要な武器がすべて揃いました。
武器を手に、ぜひ転職で明るい未来を切り拓いていってください。

あなたが転職に成功し、入社先で活躍できることを心より応援しております!

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