自己PRで使える転職の自己分析のやり方とおすすめツール2選

今回は、「自己PRで使える転職の自己分析のやり方とおすすめツール2選」について解説いたします。

この記事は6分で読めます。

自己分析のやり方がわからない
就職活動のときと違うの?

この記事では、転職における自己分析のやり方を紹介いたします。

記事を読むメリット

転職における自己分析のやり方がわかる

結論、転職における自己分析は、キャリアの棚卸しをしましょう。
そして、キャリアの棚卸しから自分の強みを特定していきます。

記事の内容

・転職における自己分析について
・転職の自己分析のやり方

実際の経験に基づいてお伝えいたします。

転職活動における自己分析とは

「自己分析」と聞くと、就職活動のときにやっていたものを思い浮かべる人も多いかもしれません。
しかし、転職活動における自己分析は、就職活動のときの自己分析とは少し異なります。

おもな違いは、以下の通りです。

【就職活動】

目的自分の強みや弱みを知る
やり方アルバイトやサークルのエピソードから、頑張ったことや価値観を書き出す
企業側ポテンシャルがあるかという視点

【転職活動】

目的自分のこれまでしてきた仕事内容を知る
やり方仕事内容から、どんなことをしてきたのか、何ができるのかを書き出す
企業側即戦力になるかという視点

就職活動が「自分の性格についての棚卸し」だとすれば、転職活動は「自分のキャリアについての棚卸し」といえるでしょう。

つまり、転職においての自己分析は、自分の仕事内容を振り返り、何をしてきたのか、あるいは何ができるのかという「実務経験」に絞って書き出していきます。

転職では、企業側は「即戦力として活躍してくれるか」という視点で見ています。
就職活動のときと、企業側が求めるポイントが違うんですね。

そこで、即戦力として働けることをアピールできるように、キャリアの棚卸しが必要になってくるのです。

また、実務経験は面接でも深堀りされる可能性が高いです。
自己分析を通して、これまでの仕事内容を振り返り、自分の強みを見つけ出していきましょう。

自己分析のやり方

転職における自己分析は「キャリアの棚卸し」とお伝えいたしました。
キャリアの棚卸しとは、自分がこれまで行ってきた仕事内容を掘り下げる作業です。

具体的には、以下のステップで書き出していきます。

キャリアの棚卸し

・担当業務を時系列で書き出す(部署異動や事業変更ごと)
・業務の内容を書き出す(会社としての業務内容)
・業務の実績を書き出す(売上や成果など)
・業務のポイントを書き出す(自身で取り組んだ内容)

書き出しが完了したら、そのなかで「業務のポイント」について掘り下げていきます。
業務のポイントは、主体的に取り組んだ内容や、数値など客観的に見える成果が出た内容に絞って書き出してみましょう。

おすすめツール①「STAR」

おすすめツールの1つ目は、「STAR」のフレームワークです。

「STAR」とは、以下の頭文字を合わせた言葉です。

STAR

S:Situation(状況)…どのような状況で
T:Task(課題)…どのような課題を設定し
A:Action(行動)…どのような行動をし
R:Result(結果)…結果どうなったか

STARは、面接者側も利用しているといわれる万能のフレームワークです。
この「状況」→「課題」→「行動」→「結果」の順に沿って、業務のポイントをあてはめていきます。

【例】

S:状況コロナ禍で、売上が10%減少
T:課題売上の回復は見込めないため、コスト削減に着目
A:行動シフトを調整し、人件費を20%削減
R:結果売上は減少したが、利益は5%増大した

STARで業務のポイントが書き出せたら、それを自己PRで使える強みと紐付けしていきます。

自己PRで使える強みは、行動力や協調性といった言わば「〇〇力」のことです。
自己PR 一覧」や「強み 一覧」などと検索すれば、膨大な「〇〇力」が出てきます。

上記の例で強みを表すとすれば、「変化対応力」や「柔軟性」あたりでしょうか。
検索結果のなかから、自分の強みとして使える言葉を選びましょう。

また、業務のポイントと強みは、なるべく複数挙げられるとよいです。
理由は、企業の求める人物像に合わせて強みのエピソードを展開できれば、より効果的な自己PRになるからです。

例えば、リーダーシップを求める企業に対しては、「協調性」をアピールするよりも、「主体性」をアピールしたほうが採用側に刺さりますよね。

少なくとも3つは自分のアピールポイントを持てるように、これまでの業務を振り返ってみてください。

おすすめツール②「グッドポイント診断」

おすすめツールの2つ目は、リクナビNEXT「グッドポイント診断」です。

グッドポイント診断

グッドポイント診断は、リクルートが持つキャリア開発のノウハウを活かした本格的な診断サービスです。

設問は約300問、所要時間はや約30分と、無料とは思えないほど細かく自己分析ができます。
18種類ある性格特徴から、あなたに合った強みを5つ診断してくれます。

どんな診断か

また、自己PRや自分の強みとして使える具体的なアドバイスも記載されています。
客観的な評価で、自分では気づかなかったアピールポイントが見つかる可能性もあるでしょう。

自分ひとりで強みを特定するのが難しい場合は、こうした転職サイトの提供するサービスを使ってみるのも手段です。

リクナビNEXTに登録していれば無料で診断できますので、ぜひ活用してみてください。

グッドポイント診断はこちら

リクナビNEXTの登録方法は、以下で解説しております。

リクナビNEXTの登録方法

まとめ

今回は、転職における自己分析のやり方を解説いたしました。

紹介した記事の内容

・転職における自己分析について
・転職の自己分析のやり方(STAR・グッドポイント診断)

自己分析の武器を手に入れた!

次回は、「履歴書、職務経歴書」の武器を手に入れましょう。

履歴書・職務経歴書の書き方

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です